詩人は遊び人だった?
- 千葉純平
- 2019年2月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年2月15日
童謡が誕生して100年がたった今でも
色褪せずに歌い続けられている歌たちを
書いた人たちってどんな人物だったんだろう、
と氣になることがあります。
当時童謡を作った人たちは、その時代に活躍した
今では名だたる詩人や音楽家たち
現代のように作詞作曲を同時にする
ということはしなかったようです。
それは僕もたくさんの曲のデータを入力するうちにわかりました。
ではその詩人や音楽家の人物像はどうなのか、
今も残る童謡を多く残した詩人の一人北原白秋と 音楽家の山田耕筰二人の物語を題材にした 『この道』という映画を観ましたよ^^
詩人の北原白秋は遊び人の気分屋さん。 栄誉ある賞を取った直後に人の奥さんと不倫して 牢屋に入れられてしまい、それでもその人と一緒になる! と暮らし始めたすぐ後にその女性にも逃げられてしまう という現代ならネットが大炎上してしまいそうな人物だったよう。笑
それでも子どもたちに寄り添ったリズム感のある言葉で魅力的な詩を書く人で、 作品を出版すれば必ず売れるという素晴らしい詩人でした。
やがて実直で真面目な音楽家の山田耕筰と出会い、
そして一緒に歌を作ってゆくのです^〜^
素晴らしい詩や音楽を生み出す人、
特にこどものうたを作る人がこんな人物だったとは! とそれは衝撃的でした^~^
北原白秋の私生活は荒れていても、 言葉に対してだけは何よりも真面目に向き合い 日常生活からたくさんのヒントを得ながら言葉を紡いでゆく姿や
山田耕筰の当時の子供達に質の高い音楽を伝えてゆくため、 妥協しない姿勢には心を打たれました。
『この道』という唱歌もとてもいい歌なのです😄
https://konomichi-movie.jp/
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